総合技術部とは
組織図
総合技術部長
岡山大学は2023(令和5)年度から全学の技術職員を一元集約化し「岡山大学総合技術部」を始動しました。
技術職員集約化の一番の課題は技術職員の意識の改革だと考えます。これから、大学全体の研究・教育に大きく貢献するには、一方的な指示に従うのみならず研究・教育のパートナーとして個々が主体的に考え大学としての最適値をどう導きだすかというような意識が非常に重要になります。このたびの新組織は大学の生き残りをかけた戦略の一つとして、技術職員が「自ら成長する事が出来る」環境を構築し提供しようという岡山大学の強い決意と意思を明確に示した組織です。総合技術部創設にあたってかかる手間やコストはたんなる“経費”としてではなく、総合技術部人財への“投資”と位置付けられ大きな成長への期待の表れとなっております。
これらの理念を技術職員一人一人が心に刻み精進してまいりますので、これからの活動にご理解ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
各課紹介
医学系技術課
Division of Technical Support for Medical Science
医学系技術課は、共同利用施設、臨床・社会医学、基礎医学の3グループで構成される。共同利用施設グループ(医学部共同実験室)では、共同利用機器の保守管理及び試料作製等の受託サービス、学内外の研究者に対する利用サポート等を行っている。また、臨床・社会医学グループは臨床系実験の技術支援、法医学関連業務等に、基礎医学グループは、基礎医学教育支援・技術支援、病理標本作製、献体業務等に携わっている。(総勢23名:2024(令和6)年10月現在)
設計製作・社会基盤技術課
Division of Design, Manufacture and Social Infrastructure
設計製作・社会基盤技術課は、機械システム、工作センター、環境社会基盤の3グループで構成される。機械システムと工作センターグループは、研究者および学生の研究支援をし、実験装置・機器等の設計製作および技術提供を行っている。環境社会基盤グループは、土木知識をもとに教育・研究活動に関する技術支援を行っている。また、全グループとも実験実習の教育支援にも携わっている。(総勢12名:2024(令和6)年10月現在)
教育支援技術課
Division of Technical Support for Education
教育支援技術課は、薬学系、理学系、化学・生命系、電気・情報系の4つのグループから構成されている。薬学部、理学部、工学部での学部学生の実験実習が円滑かつ安全に実施できるための準備および技術指導を行っており、臨海実験所では臨海実習のサポートを行っている。また医学系の医療教育・教育技術開発も行っている。さらに、学科・コースでの研究支援や運営サポートを適切なスタッフを配置している。津島・鹿田キャンパスおよび牛窓臨海実験所で業務に従事している。(総勢18名、2024(令和6)年度10月現在)
機器分析・動植物資源技術課
Division of Instrument and Bio Resource Management
機器分析・動植物資源技術課は、自然生命科学研究支援センター、資源植物科学、山陽圏フィールド科学の3つのグループから構成されている。自然生命科学研究支援センターでは、大型分析計測機器の保守・管理、液体窒素および液体ヘリウムの製造供給、放射線や放射性同位元素および実験動物を用いた研究・教育を支援している。資源植物科学では、共用機器や施設の保守・管理、研究グループの研究や運営を支援している。山陽圏フィールド科学では、作物栽培と家畜飼養の生産現場で研究・教育を支援している。津島キャンパス(岡山農場)、八浜農場、津高牧場、鹿田キャンパスおよび資源植物科学研究所で業務に従事している。(総勢27名、2024(令和6)年10月現在)
岡山大学 総合技術部 | |
---|---|
所在地 | 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 |
TEL | 086-251-8816 |
sougougijutsubu●adm.okayama-u.ac.jp(●を@に置き換えてください) |